長耳種

◆基本情報

寿命:400年ほど

身長:180〜200㎝(成人男性)

  :160~180㎝(成人女性)

特に信仰する神:東の神(土地の守護神、海の神、戦神) 北東の神(土地の守護神、森の神)

種族英雄譚:「丹心の英雄」「碧血の英雄」

種族都市:林間拠点ノウゼン、海浜拠点ハレン


◆種族説明

 自然との共生を好む種族。ほぼ人間と同じ姿だが、耳が長い。亜種として、耳が現実の人間と同じ形状をした丸耳族が居る(※丸耳族=人間ではない)。

 森に住まうものでも海辺に住まうものでも、どこでもだいたいは筋肉質でがっしりした体つきの狩猟民族。種族全体の特徴として魔力は少なめなものが多いが、独自の魔法論や魔道具を開発している。現在カンナビの魔道具ブームは、長耳族の道具から発想を得たと言われている。鹿種からは敵視されている。

 胎生種族。この種族は獣のすがたを持たないため、ヒトの姿で産む。


◆性格傾向

 性格はとても明るく、余所者にもフレンドリーなものが多いとされる。

 しかし、派によっては武人のような気質を重んじることもある。


◆種族立ち絵

 ※左二人が森長耳、右二人が海長耳のイメージです。
 ※伝統的な衣装を着た、ノウゼン/ハレンの若い長耳たちのイメージです。(ふだんの衣装では普通に靴を履くものもいます)
 特に長髪や編み込みが好まれ、服についても独特の装飾が好まれる傾向にあります。


◆種族分類

→森長耳族
 ・森の民 

 森に集落を作り、森とともに生きる民。森の中での狩猟が盛んで、森長耳の中で人口が一番多く、代表的な民族。生涯を通して森や林の付近を離れることはない。


 ・山の民 

 主に霊竜領の岩山に集落を作り、狩猟をしつつ自己鍛錬に励み暮らす民。高山の厳しい環境にあってこそ体が鍛えられるという考えで、一般的な性格や行動原理も飛竜のものに近い。


 ・丘の民 

 森でも山でもない場所に住む森長耳の総称。移動民であったり、種族混合都市などに普通に住んでいたりするのはだいたいこの民族。というか、山と森の民どちらにも馴染めないか、普通に都会で暮らしたい場合になることもある。


→海長耳族
 ・海の民

  海辺に集落をつくり、海とともに生きる民。海岸付近での漁や素潜り漁が盛んで、海長耳の中で人口が一番多く、代表的な民族。生涯通して海の付近を離れることはない。


 ・渚の民 

  海辺よりかは内陸、河口近く、または湖の付近などに暮らす民。海を神聖と捉える故に、海に入ることはない。海の民や風の民に嫌悪感のあるものは内陸の川辺に集落を持つ。そういったものは川長耳と呼ばれることもある。また、海への依存が一番少ない民族であるため、各地の集落や種族混合都市などで見られる海長耳はだいたいこの民。


 ・風の民 

  独自の技術で船を作り、遠洋で漁をし、さらに海に面した都市や村などを巡りながら海上の旅をする移動民。風属性持ちが多いが、これは一部海の民や渚の民に風属性持ちの子が生まれると風の民に引き渡す風習があるため。


◇長耳亜種
→森丸耳
→海丸耳
歴としたカンナビの民だが、人間と同じ短く丸い耳を持つがためにここ百数十年ひどく迫害された歴史を持つ。森長耳が住むよりも山奥の深い森林、または海長耳でも近寄らないような海域の沿岸地域に氏族単位の集落を作り隠れ住む。
特に二百を超える齢のものは他種族への偏見も濃い。しかし、長耳族とは特に関係が悪いわけではなく、長耳族を通しての交流を持つことも。


◇第二亜種
→尖耳族
   通常カンナビの民に「ハーフ」は産まれないが、丸耳と長耳の間のみ、死神のような短い尖り耳を持つ者が産まれる。
丸耳よりもさらに珍しいとされ、大抵は性別が同じ親の出身集落に預けられ、幼少期は秘匿されつつ育てられる。しかし獅子種男性のような完全な秘匿をされるわけではなく、一人前になったら普通に一人立ちする。尖耳自体が少ないこともあるが、尖耳と尖耳が子を成したという記録はなく、たいていは長耳と結ばれて長耳の子のみを成すとされる。

神那弥大典

ここは沙里こまと/みかどやさん (Twitter:@comato39 @shomato39) の一次創作設定等まとめサイトです。 非常に個人的かつ、もしくは身内向けの内容ですので、一次創作にご理解がない方のアクセス・閲覧等はご遠慮頂けると幸いです。 サイト内に掲載されている内容、イラスト等の無断転載はおやめください。 また、このサイトの内容は、実在する人物や団体等とは関係ありません。