【神狼領】

世界最高峰を抱く山岳地帯なこともあり、一年の大半が雪に包まれる。

・主要都市/北方都市シウ 

 狼種の種族都市。
 創世四神のうち一柱、最高神である青き狼を祀る都。霊峰のふもとにある。
 青き狼は知恵の神でもあることからか、高度な研究機関や教育機関を持つ。そのために訪れる学者や学生も多い。さらに四玄の都の図書館をはるかに上回る蔵書量を誇る大図書館を持つ。

・主要機関 天一神狼宮
 霊峰の頂上にある神社。最高神を祀っていることから、山頂にあっても規模はとても大きい。
 参道はそのまま神狼の都から霊峰をぐるりと回りながら繋がっている階段状となっており、途中にいくつも休憩所や宿泊所がある。霊峰全体の気温や空気は、神の一族の力で最低限だが死人が出ない温度・濃度になるようにしているらしい。(一応ふもとの都にも分社があり、そこで参拝を済ませるものも)
 本気で学院に合格したい学生などは大体一週間~二週間かけてこの神社本殿まで参拝する傾向にあるようだ。
 山頂にあたる部分には神を祀る祠があり、祠の周囲は青いかざぐるまで埋め尽くされている。


・種族都市/地下区域ハイシロ

 栗鼠種の出身地。
 都市というほどしっかりしたものではなく、シウの地下にある環境維持の魔道具や施設の配管、下水などのある空間を借りて暮らしている者が多いのでそう呼ばれている。
 古くはもっと南、そして地上に栗鼠種の出身地はあったが、今ではここに追いやられている。
 とても治安が悪い。

・種族都市/ミガミヤ狩猟区

 熊種の出身地。
 シウや霊峰よりかは南の、深い森と雪の中に存在する最高級の獣肉の産地。一年に一度世界中の狩人が腕を競う大会が開かれる。
 昔から肉料理が有名で、今ではあらゆる料理の聖地とも言われるほど幅広く発展している。一流の料理人を目指すものはまずミガミヤの料理学校で勉強する。
 市街地と狩猟区の森、すべて合わせてミガミヤと扱われる。
 またミガミヤは一般家庭でも料理のレベルが高く、ミガミヤ出身の者ははっきり言って舌が肥えている。

神那弥大典

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