【神鳳領】

死神領とも。砂漠が大部分を占める厳しい環境だが、死神の街に入ると一変する。

・主要都市/死神華街カヒョウ

 死神種出身地。
 神鳳領の最南端、三途の河に寄りそうようにある都市。建物は赤と白を基調にしている。
 街には遊郭や飲み屋などが多く存在し、夕と夜しかない一日のなかでも常に明かりが絶えない。いくつかの区に分かれており、死神たちが魂をもてなす一区、死神たちの住処である二区に生者は近づいてはいけない。そのほかは自由。常にお祭り騒ぎで酔っ払いも多く、更に一年中桜や桃、彼岸花などの花が咲き乱れているなどこの世界で最もめちゃくちゃな都。主に住んでいる死神たちは全員そんな細かいことは気にしない性分。

 ・主要機関 天二神鳳宮
 都の最南端にあり、三途の河やその上を飛び交う送り死神たちが一望できる。
 この世界の住民は死者を想い数年に一度は必ずここに参拝に来る。

 ・三途の河
 この世とあの世の境目。河の水は触れたものの生命を問答無用で奪う。壊れてしまうため船で渡ることはできず、強靱な翼をもつ送り死神が魂を抱えて上を飛ぶが、あの世に近づくにつれ気流が荒くなっていく。
 三途の河のこの世に近い中州には死神たちの卵安置所がある。
 神鳳宮からまっすぐ南、この世とあの世の境目の限界の位置にある中州には祠がある。赤いかざぐるまが彼岸花のように周囲を埋め尽くしている。
 ちなみに、そう見えるからという理由から「河」「水」と言っているが、実際は別の「何か」である。

・種族都市/湖上都市ミギワ

 駱駝種出身地。
 大砂漠地帯の最大のオアシスの上に建てられた円形の都市。都市の土台が大昔に作られた巨大な魔道具であることを活かし、魔力水と自然の水を混ぜ、街中に細かい水路を巡らせ上手く扱うこと、またはオアシスの水で直接水壁を作りだすことで周囲の環境から街を守っている。

神那弥大典

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