獅子種

◆基本情報

寿命:150年前後

身長:170〜195㎝ (成人女性)
特に信仰する神:東の神(子宝、繁栄) 北西の神(土地の守護神) 北の神(ヒリンを囲む山脈は霊峰から続いているものであるため)
種族カラー:黒(種族の英雄が掲げていた色)
種族英雄譚:「天平の英雄」
種族都市:落暉都市ヒリン

◆種族説明

 霊峰から連なる山脈に囲まれ、厳しく冷たい風の吹く北の果てに種族都市を築き、狩猟や漁業を営み暮らしている種族。
 男児が生まれにくく、生まれた男児を手厚く保護し外に出さない風習がある。故にカンナビで見かけられる獅子種の多くは屈強な女たちである。
 男児の出生率の関係により、ほぼ必ず一夫多妻の家庭となる。しかし種だけ貰って、または養子をもらって獅子種の女同士か異種族間にて番になり家庭を築くものも多い。
 胎生種族。ヒトの姿か動物の姿で出産するかは好き好きだが、種族都市の厳しい環境故によく慣れた姿で出産する。


◆性格傾向

 縄張り意識が四ツ脚爪属の中でも特に強く、気性も荒い。兵士や自警団、戦士になるものなど、戦うことを職業とするものが特に多い。


◆キャラメイクの注意点

・男児は本当に珍しく、生まれた時から種族のために生きるような教育がなされます。また、女児にも種族のために生きる教育がされますが、男児よりかは自由があります。

・「天道院」姓は使えません。

・強制ではありませんが、基本的に瞳は真ん中ハイライトです。


◆種族立ち絵

 ※ヒリンに住む一般的な獅子種の女性&子供のイメージで描いています。


◆種族分類

・王牙族(バーバリライオン/特徴:赤髪)
・薄立牙族(アンゴラライオン)
・白灰牙族(トランスバールライオン/白髪)
・小紋牙族(マサイライオン)
・薄林牙族(インドライオン)
・西原牙族(セネガルライオン)
・黒艶牙族(アビシニアライオン/黒髪)
・海湾牙族(ソマリライオン)
・澄湖牙族(カメルーンライオン)
・草原牙族(コンゴライオン)
・砂梁牙族(カラハリライオン)

◇獅子亜種
・縞牙族(トラ系)
・雪斑牙族(ユキヒョウ)
・斑牙族(↑以外のヒョウ系)
・雲牙族(ウンピョウ系)
・黄牙族(ピューマ系)
・駆牙族(チーター)
・梅華牙族(オセロット系)
・黒房牙族(カラカル系)
・剣牙族(サーバル)
・閃牙族(オオヤマネコ系)
・山牙族(ベンガルヤマネコ)

◆もっと種族設定「獅子種の男」
 獅子種の男は秘匿される。
 真偽は定かではないが、千人に一人、酷い時では一万人に一人生まれるか生まれないか、とすら言われる男児の出生率の低さのためだ。一説によれば、男児は種族を繋ぐための必要最低限の数しか生まれないのだという。
 男児は物心ついたときから子を残すため、種族のための生き方を徹底的に教育される。役目を果たせなくなるまで生涯子を残すのだ。
 また女児も、最低一人は子を産むようにと教育される。
 ……獅子種のこの現状は、彼らの祖先による罰だが、しかし、血が濃くなるようなことは、創世神からの愛によって起こらない。

 ……男児は初めから「外の世界」の事など教えられるはずもなく、狭い狭い世界で「王」となるか、価値観が成熟した後に寝物語として「外の世界」を教えられるが、幼少期から作り上げられた強固な価値観のままでいる。つまりは、どちらにしろただ子を残す。
 獅子種の全ての男と、多くの女にとっては、子を残し命を繋ぐ事こそが役目である。そこに愛はなくとも、なんの感情も湧かずとも。それにわがままを言っていられるほど、獅子種の現状は優しくないのだ。

・獅子種が一夫多妻とするのは、番を持つことで安定して発情を起こすためである。しかし万が一男児が産まれた場合の監視や逃走防止の意味も兼ねられる。
獅子種の女には「外の世界」を知る者も多い。価値観が「外の世界」寄りになった母親の元に男児が産まれた場合、未来を憂いた母の手により逃がされる可能性があるのだ。使用人や屋敷の警備などももちろん、多くの妻や子も含めて監視させるということになる。
・また、妻たちを子の数で優劣をつける風習も一部地域には存在しており、これは競い合って数を増やさせる目的もある。
 

神那弥大典

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