第十迷宮
天ツ/幽桜郷
常に仄暗い黄昏に包まれており、かつ高い崖によってまわりを囲まれている土地です。霊竜領の幽谷二十重桜とよく似た桜が多く咲いています。領主館の調査によるとどうやら墓地として使われていた地域のようなのですが、墓らしい人造物や骨などは見つかっていません。地面を掘ると価値のある遺物が出土する場合があり、特に桜の樹の根元を掘ると高価な装飾品や魔道具などが出土しやすいとか。
なお領主館所属の死神含む複数名の死神がこの迷宮に入るなり不調を訴えています。また美しい景色と遺物の魅力に負けた冒険者がすでに複数名、行方不明になっています。
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