六辺香學院
ろくへんこうがくいん。
通称「六學院」
校章は「霊峰に天、智慧を示す紫露草」
透霊珠機能は「記録」……本や教師の話など、なんでも好きなように記録して後から閲覧することができる。辞書や図鑑の情報を丸ごと入れたり、迷宮の魔物についての情報を入れるものもいる。
潤は学術書の他にミフナについての情報を、カオルはよく使う辞書を丸ごと入れている。洞玄はこれを自身の研究の記録に使っているようだ。
ちなみに、この機能のせいでテスト中の六學院生徒は透霊珠を外さなくてはならない。
◆概要
学都と名高い北方都市シウにおいて、最高位に位置するとされる名門校。単純な学力のレベルならば一番高いと言われる。
「カンナビ最高位の学校」であることを非常に誇りに思っており、生徒たちは口調ひとつに至るまできっちりとしつけられている。
「北の狼神が与えれる知恵という愛は、いかなる者に対しても平等である。我らカンナビの民がそれを勝手に区別することがあってはならない」……という思想故に種族差別や家庭環境に起因する差別も厳しく矯正されており、学校としても「学力が足りており、意欲がある」ならば、いかなる出身の者でも受け入れている。
……しかし、生徒たちの間で「最高位の六學院」に学力が及ばない・及ばなくなったものへの軽蔑が全くないとは言えない。
◇特徴
・人前で粗暴な口調だったり、あからさまに態度の悪いものはいない。
・貧乏であっても学力さえあれば入学が可能。
・魔ガ属や海竜族を作成する場合はかならず「一年生」
魔学研究科(魔研)の人数が特に多く、進路未定以外で普通科にいるものは落ちこぼれ扱いを受けることも……。
当然学内で一番ヒエラルキーが高いのも魔研であり、ごく一部だが非常に質の良くない生徒に、医療薬学科は「妙寺苑記念大学付属学校」に行け、開発研究科は「湖上都市立魔導技術学院」に行け……などと陰口を言われることもあるらしい。(ちなみにそういったものは戦闘専攻科に「海武の奴らには負けるな」と無理な注文をしているらしい)
◆制服
◆人物
担当教師
浮雲 野分
(うきぐも のわき)
身長:182㎝
年齢:800歳以上
誕生日:不明
種族:飛竜種
属性:火
本人曰く「飛竜の誇りは失ってる」ため、ツノは霊体化で消している。
六辺香學院ミフナ分校の担当教師。
だらけた性格に見えるがしっかりしており、かつ教師経験も年齢相応に長いため他教員たちのまとめ役もしている。
「おじさん……いや先生さ、こういうのもうやめたんだけどねぇ。でも頼まれちゃったからね、仕方ないよねぇ」
生徒代表:一乃城 潤
(いちのじょう じゅん)
代表補佐:五仙翁 カオル
(ごせんのう -)
一般生徒:箕篠木 洞玄
(みしのぎ どうげん)
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